第121回相続コラム 面倒な相続手続きは専門家に任せるのも手段のひとつ!専門家ってどう選ぶ?

相続コラム

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第121回相続コラム 面倒な相続手続きは専門家に任せるのも手段のひとつ!専門家ってどう選ぶ?

第121回相続コラム 面倒な相続手続きは専門家に任せるのも手段のひとつ!専門家ってどう選ぶ?

相続はいつ発生するかはわかりませんが、必ずやってきます。相続は他人事のように思っていませんか?しっかりとした相続対策をしていないと、いざ相続という場面で戸惑うものです。また、手続きを誤ってしまい余計な負担が増えるということも少なくありません。そんな時、頼れるのは専門家。今回のコラムでは相続の専門家をうまく活用する方法をお伝えしていきたいと思います。

 

相続を専門家に任せるメリットとは?

相続に関する手続きは、多くの面倒な手続きがありますが、ご自身の手で全て行うという方も中にはいらっしゃいます。では何故専門家が存在するのか?
専門家が間に入ったほうが手続きがスムーズに進み、負担を軽減できるからです。相続の手続きはただでさえ複雑で面倒なものが多く、さらに家庭の事情等が関わってくると精神的な負担も大きくなります。豊富な経験と知識を有する専門家に任せることで手続きがスムーズに進み、精神的な負担を軽減できます。また、専門家の知恵を借りることで、争いを回避したり、損を回避することもできたりします。

 

専門家に頼るケース

それでは、具体的にどんな時に専門家に頼ればいいのでしょうか?一般的にみなさんが専門家に依頼する具体的なケースをいくつか挙げていきます。

相続手続きに時間がとれない

相続手続きには期限があるものがあります。仕事などに追われて必要書類を準備できない、手続きをしている時間がない、やりとりをしている余裕がないなど、相続人の方に時間的余裕がない場合は専門家に一任することが多いです。

相続税申告が迫っている

相続手続きには期限があるものがあると前述しましたが、特に注意したいのが相続税の申告手続きです。
相続を知った日から10か月以内と期限が決められており、それを超過すると手続きが面倒になりますので、なるべく期限内に進めたいところです。しかし、相続手続きは相続人同士の協議が必要な場合もあり、なかなか思ったように進まないこともあります。期限が迫っている中でうまく進めたいとのことで、専門家の知恵と経験を借りる方が多いようです。

 

相続人が複数おり、事情が複雑

相続を何度も経験する人は少ないものです。様々な家族の事情があり、一筋縄ではいかない場合もあります。特に、相続人が複数いて協議がまとまらなかったり、相続人同士の関係性が複雑だったりすると、話を進めること自体が困難なケースも。そんなときも専門家の出番です。多くの事例に基づいた経験から、問題を解決へと導いてくれます。相続人が多い、複雑な事情がある、そんな場合に専門家を活用して、争いを回避し、手続きを進めたいと思う方が多いようです。

遺産が多額であったり権利関係が複雑になっている

多額の遺産があったり、有価証券を保有していたり、多種多様な財産がある場合には、手続きに必要な書類を揃えるだけでも大変な作業です。また、多額の遺産がある場合に、手続きを誤ると、余計な費用負担が増えたときに、その負担額も大きくなってしまいます。安心・安全に財産を承継したり、余計な費用負担を増やさない方法をとりたいとなると、専門家を利用される方が多くなります。

 

専門家を選ぶポイントはここ!

相続の手続きを依頼する時、誰に頼めばいいのか?とお思いでしょう。分野ごとに専門家がわかれますが、税金のことであれば税理士、裁判・訴訟であれば弁護士などに依頼します。相続であらゆる面で強いのは司法書士。対応できる処理は下記の通りになり、相続にかかるメイン分野を対応できます。特に相続を専門にしている司法書士は頼れる存在です。

 

【司法書士ができる処理】
戸籍謄本等の取り寄せ
遺産分割協議書の作成
不動産の相続登記(名義変更)
預貯金等の相続手続
相続放棄や調停など、家庭裁判所への申立書類の作成

 

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